レストランのランチバイキングでつい食べ過ぎてしまい、苦しくなり近くの公園の休憩所で寝転がっていると木の年輪をみてまた気分が悪くなってしまった。
そういや木の年輪って不思議ですね。
樹木は春から秋にかけて、形成層の内側へは木材となる細胞を、外側へは樹皮となる細胞を細胞分裂により産み出していくんですね。
成長が盛んな春には、径が大きく壁の薄い多数の細胞が作られ、夏から秋にかけては径が小さくて壁の厚い細胞が作られます。
この差が層状に明瞭なコントラストとなって現れて、まるでバームクーヘンのように、肉眼でもはっきりとみえるんですね。
しかし、熱帯地方の樹木のように高温多雨の気候に恵まれた樹木は一年中成長できるので年輪がないんですよ。
大地に根をはわせて、千年の年輪を持つ樹は人の手で切り倒されてからも、また木としての命を千年与えられると言います。
建築の材料として使われると再び第二の生が始まり、その後何百年もの長い歳月を生き続ける力を持っているんですよ。
天然の木の持つパワーはすごいですね。
バームクーヘン
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