まもなく、現場着工します。m_ _m

完成も近づき、照明も点灯したエステサロン。
工事の合間にふらっと休憩で外に出てみました。
暗闇の中で明るく光る店内がとても綺麗で、思わず写真を…。
１階がブティックで、２階が今回工事をしたエステサロン。
北西側より

正面（西側）より

南西側より

今回、一番苦労した折れ壁のカウンセリングルーム側を外部より

ケアルームの間接照明を外部より

『その１』
まずはケアルームの光る壁。
柱をくり抜いたり、壁をふかしたり、工事しながら考え出した間接照明。
～ ケアルーム １ ～


～ ケアルーム ３ ～

～ ケアルーム ４・５ ～


『その２』
次は店の中央通路の片側に設けた光る壁。
今回工事で一番こだわったところであり、一番の見せ場。
１枚の壁の幅、ズレ具合や角度、照らされる仕上げ材の凹凸、そして照明の明るさ、などなど…
養生を取った瞬間の歓声と達成感は忘れられない。
淡い光の帯が、お客様を店の中へと誘ってくれます。
～ 通路内-エントランス側より ～

～ 通路内-奥側より ～


～ カウンセリングルーム側より ～

ケアルーム・カウンセリングルーム・エントランス・スタッフルーム等、
大きな部屋以外の小部屋も徐々に仕上がってきました。
まずは、メイクルーム。
テーブルはオーダーで造り、ミラー・ミラー枠・ブラッケトライトを取り付けました。
イスはオーナー様が用意されるといことで、どんな物がくるのか楽しみです。

次は、フィッティングルーム。いわゆる試着室です。
床は１段上げ、奥の廊下で使用したフローリングを張りました。
下の写真は、入隅部分に設けた棚とハンガーパイプです。
ここに荷物を置いて、試着用の矯正下着なんかを吊るすわけですね。


次は、ケアルーム近くに設けた洗い場です。
メイクルームと同様、洗面台はオーダーでミラー・ミラー枠・ブラケットライト・そして棚を設けました。
ちょっとお洒落な洗い場ですね。

次は、スタッフルーム横に設けた物置です。
廊下のR壁に合わせなければならなかった収納の棚板は補強もたくさん必要になり、こんな形に。
ちょっと面白い形になりましたね。

最後に…
ようやく届いたオーダーの受付カウンター。
間口2400という大きさからエレベーターにも乗らず、6人がかりで階段で運び込みました。
2階で良かった…。
前面にはお客様のカバン置きを付け、カウンターは手元が見えにくいように2段にしています。
中は左半分が引き出し収納、右半分は引き違い扉の中棚2段収納です。
エステのスタッフさん達と相談しながら形状を考えたこのカウンター。
使いやすいことうけあいです。

お手入れ室の雰囲気をさらに醸し出すため、一工夫！
既存の柱型をくりぬき…

Ｌ型のニッチを造りました。

今度は別の柱型を縦長にくりぬき…

枠をはめ込みました。ここに照明を入れて透かしの蓋をしますよ。

さらに、柱型の無い別のお手入れ室では、
中空の壁をふかし、木目が鮮やかな化粧板を貼り付けました。
このパネルの裏側に照明を取り付け、上下を光らせます。

どれも職人さん達と、アイデアを出し合いながら考えたものです。
現場での思い付きとしては、良いものが出来そうですね。

店の奥から造り始めた壁もいよいよ前面までやってきました。
写真は店のエントランスから各部屋へ行くための通路です。
内側のＲ壁と外側の段々壁が対照的です。
ちなみに、この壁の段々部分の中に照明を取り付け壁を照らす予定です。
メイン通路としての見せ場なので、綺麗に見えることを祈ります。

店の奥は壁が出来ているので、いよいよ床のフローリング張り工事です。
濃い目の色合いが落ち着いた雰囲気を醸し出していますね。
使用しているのは、ピンカドと呼ばれる樹種で非常に硬く丈夫です。
そのかわり…加工している大工さんはかなり大変そうです。
切るのが一苦労……頑張って下さい。

工事も半ばに差し掛かってきました。

キノコを避けて、配管が洗い場に到着です。
ここにはスタッフさん用の手洗い器が４つ付きますよ。

キノコの高さは一つずつ慎重にチェックが必要です。
これを怠ると床がガタガタになりますからね。

スタッフルームの声がお客様のいる部屋に漏れていかぬよう遮音シートで囲います。

新たに店舗内に設置された分電盤です。
住宅とは違い、回路の数がさすがに多い！

オーダーの家具も少しずつ届いてきてますね。
これはエントランス入口に設置する、お客様用のシューズボックスです。
仕上げの柄（木目と色合い）選びには時間をかなり使いましたね。

天井の下地に使用するベニヤは普通のベニヤではありません。
なんと、木材なのに防炎です。火事には注意ですからね。
しかし…コストが高い。（泣）


いよいよ壁が出来てきました。写真は個室のケアルーム間にある通路です。
壁が出来てくると部屋の大きさも見えてきて、店の雰囲気が実感出来ますね。

今日は排水配管を新しいものに替えてもらいました。


金物で高さを調整しつつ、しっかりと留めていきます。
既存よりもさらに奥まで伸びる排水管。設備の職人さんが念入りにレベルとにらめっこしています。
頑張って下さいよ～。ここを間違えると水が流れにくくなってしまいますから～！

↑細い配管は既存の給水管。太い配管は新しく取り替えた排水管です。
よ～く見ると…
既存の給水管、どうしてこんなにクネクネ曲がっているのだろうか？
どんな必要性があったのか？あるいはキノコを避けてたのか？
謎ですねぇ。